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懸賞 懸賞

『英雄三国志・3・三国鼎立』

懸賞 2010年 09月 28日 懸賞

f0179663_22122028.jpg柴錬『三国志』の第3巻。この長い物語の前半「英雄ここにあり」の最終巻です。

劉備の軍師となった諸葛孔明が、呉の孫権に曹操軍との決戦を決意させるところで第2巻は終了していたが、第3巻では有名な赤壁の戦いでクライマックスを迎える。
そこに至るまで孔明の神算鬼謀の策略の数々が登場する。わずか3日で10万本の矢を作るエピソード、「苦肉の計」「連環の計」などの策謀により、呉軍は曹操軍を完敗させる。
呉軍と曹操軍の戦いをはじめとした数々の戦闘の後、劉備は蜀に入り、ついに一国を得る。
そして曹操が魏王となり、劉備は漢王室の正統を継ぐものとして漢中王となる。しかし、乱世はなお続き、孫権が曹操と組んで劉備の領地荊州攻略の大群を起こし、その戦で関羽が死ぬ。
そして、曹操、張飛、劉備と、物語当初からの英雄たちが次々と命を落とす。
劉備の死後、その息子で第2代蜀皇帝の劉禅を補佐する丞相孔明は、魏との決戦開戦の絶好の機会を捉え、「出師の表」を著わし北伐に向かうが、すでに己の寿命を悟っているのであった。

相変わらず、昨日の敵は今日の友、が何度も繰り返され、乱世はなお続きますが、おなじみのメンバーたちが次々と死んでいくさまは時代が流れていることを実感します。
そして、3巻まで読んでみて、柴錬はこの三国志で諸葛孔明を描きたかったのだということがやっとわかりました。
神算鬼謀の権謀術数の軍師、という孔明ですが、土地の風土や気候、地勢を正確に読み取ることにより、勝利を得ているので、それほど驚くべきことではないような・・・。しかも、「自軍を裏切って敵軍に投降したと見せかけておきながら、実は自軍に通じていて手引きする」とか、「偽裏切り者が入り込んでいるのを知って、こちらも裏の裏をかく」とか、それなりの情報力があればすぐにバレてしまうような作戦が多い。
とにかく、「孔明がついているんだから、何か奇策を弄しているに違いない」と、なんでもないことも大層なワナだと思ってしまい、自分からワナに引っかかってしまう敵など、要するに「諸葛亮孔明」という名前だからこそなせるワザだと言ってしまえばそれまでなんですけどね。

ところで、孔明の有能さに舌を巻きながら、彼を生かしておいては後々必ず呉が滅亡へ向かうと悟り、孔明を亡き者にしなければいけない、と執念を燃やす呉の名将・周瑜が魅力的です。なにしろ「後漢随一の美男子」だし(爆)。怒りっぽくて、「くぅぅ、孔明めぇぇ」と何度も悔しがるところがいいですね。そして、肺を病んで志半ばで夭折、というのもまさに英雄の条件を満たしていると思います。
でも某ブラウザゲームではあんまり強くないんですよね。

魏呉蜀の三国が鼎立し、おなじみのメンバーが亡くなったところで『英雄三国志』の前半「英雄ここにあり」は終了ですが、すでに自らの死期を悟った孔明の活躍はまだまだ続きます。

by ciao_firenze | 2010-09-28 23:04 |

ネーベルホルン杯、町田優勝!

懸賞 2010年 09月 25日 懸賞

ネーベルホルン杯の男子シングルはFSが終了し、町田が優勝。2位はメンショフ、3位はリーベルス。
総合成績
SPプロトコル
FS結果FSプロトコル

まっちー(タッキー)、4T降りてますね!ショーで見たエキシプロの『黒い瞳』、すごく良かったから、今期は期待しています。
逆転2位になったメンショフも4T2Tを決めています。ロシアの若手もエースの座争いが激しくなりそうです。

by ciao_firenze | 2010-09-25 00:54 | フィギュアスケート

ネーベルホルン杯開幕

懸賞 2010年 09月 24日 懸賞

昨日9/23にネーベルホルン杯が開幕し、男子SP、ペアSP、ダンスSD(ショートダンス)の結果が出ました。

男子SP
まっちー(あるいはタッキー?)こと町田が首位、現役続行のファン・デル・ペーレンが2位、ロシアのメンチョフ(やっぱりこの名前を聞くと、ロシアの自転車ロードレーサー選手の顔を思い出す)が3位となっています。

アイスダンスSD
カッペリーニ/ラノッテが首位、ロシアの美人リャザノワ・トカチェンコ、フランスのペシャラ/ブルザが続いています。
動画はまだ見ていないので詳細はわからないけど、ダンスはCD、ODの区分けがなくなっちゃってつまらないなぁ。特にアクロバット化が激しい「どこがダンスなの?」状態のプログラムばかりの昨今、唯一CDが素人目にもスケーティングやステップのうまさがわかる種目だったのに。

勉強不足で1組も知らないのですが^^;ペアSPの結果も出ています。

by ciao_firenze | 2010-09-24 18:08 | フィギュアスケート

『三十棺桶島』

懸賞 2010年 09月 20日 懸賞

f0179663_1535441.jpgずいぶん前から営業していたらしい藤沢のジュンク堂書店に初めて行きました。専門書の充実っぷりは、都心の大きな書店もビックリ。最初はハードカバーの歴史関連書籍や語学参考書、美術書のコーナーを見て喜んでいたのですが、文庫の階に行ってみたら、これまた在庫の多さに仰天。岩波文庫がここまで揃っている書店はそうそうないのでは?
と、面白がっていたところ、「ポプラ文庫クラシック」シリーズを発見。なつかしい「怪盗ルパン」シリーズが並んでいました。モーリス・ルブラン原作、南洋一郎翻案のシリーズは、表紙も挿絵もそのままの復刻版です。
小学校3,4年ごろに、学校から借りてきて何冊も読みましたが、その中でも忘れられなかったのが『三十棺桶島』。

ある女性が映画の中で、自分自身の少女時代のサインが書かれた小屋を見つけて仰天する。現地に行ってみると、小屋の中にあった老人の死体が握りしめていた残虐な絵のモデルはあろうことか、彼女自身。その絵のナゾの言葉に導かれて、不吉な伝説に満ちた「三十棺桶島」という孤島に渡ると、待ち受けていたのは信じがたい光景だった・・・。

「フランスにはパリという町がある」ということをルパンシリーズで覚えた数十年前の小学生にとって、三十棺桶島のあるブルターニュ地方はいったいどこなのか、などという地理感はまったくなし。
それでも一度も行ったことがない遠く離れた田舎の小屋に自分のサインを見つけたときの恐怖は確かに感じ、あまりの怖さにこのイントロ部分だけは忘れがたいものとなっていたのでした。
でも、人を生かしたり殺したりするという不思議な力を持つ「神の石」をめぐる悪者とルパンの戦い、という肝心のお話の本筋はすっかり忘れていました(爆)。

今読み直してみると、不吉な伝説に満ちた絶海の孤島での連続殺人は、まさに横溝正史の世界。やがて登場する怪盗紳士ルパンのあまりのスーパーマンっぷりは007モノみたいなトンデモ話だし、地底の怪老人が登場するあたりは、いかにも子供向けという感じ。
しかし、有史以前の巨石文化にかかわるケルト人の伝説が絡んでいるからこそ、ブルターニュ地方が舞台なのだということがやっとわかりました。

第一次大戦後に書かれた小説の翻案モノなので、どれだけ古臭いかと思ったけど、ルパンは自前の大きな潜航艇を自分で作ったり、「神の石」の不思議な力を科学的に研究してこの世のために役立てよう、というあたりは、なかなかの技術者だったんですね(笑)。

全体に思ったほど古臭い感じがしなくて、懐かしさでいっぱいになりました。今でも読むのが遅い私が2日かかったので、イントロ部分から恐怖に震えて手に汗握っていた10歳ぐらいの小学生にとっては、さぞかし大作だっただろうなぁ、と思いました。

というわけで、『英雄三国志』からまたまたちょっと寄り道でした。
そして手元には塩野七生の『十字軍物語』の1巻と、浅田次郎の『中原の虹』の文庫版2冊が届いてしまい、忙しくなりそうです。

by ciao_firenze | 2010-09-20 16:10 |

フィンランディア・トロフィー、エントリーリスト

懸賞 2010年 09月 17日 懸賞

ようやく涼しくなったと思ったら、9月ももうすぐ20日ですね。フィギュアはすでにジュニアのGPSは始まっており、シニアも本格的にシーズンインが間近です。

10/6~10/10まで開催されるフィンランディア・トロフィーのエントリーリストが発表されました。
スケジュール
エントリーリスト

シーズン緒戦とはいえ、かなり豪華なメンバー。
男子はイタリアはコンテスティとバッキーニ、フィンランドはヌルメンカリ、スゥエーデンはベルントソン、ロシアにいたっては、ヴォロノフ、ガチンスキー、メンチョフ、トレチャコフと4人も出場予定です。(「ロシアのメンチョフ」というと、どうしても自転車ロードレーサーを思い浮かべてしまうんですけど。)

日本からは男子が村上大介、女子は鈴木明子がエントリーしています。

コンペが始まると、見る方も忙しくて、あっという間に年末になっちゃうんですよねぇ。
なにはともあれ、みんな良いシーズンを過ごしてほしいと思います。

by ciao_firenze | 2010-09-17 19:55 | フィギュアスケート