フェッラーラ
2011年 11月 25日
旅行5日目はフェッラーラへ。
フェッラーラといえばルネサンスの才女イザベッラ・デステの町ですが、ルネッサンスの怪僧ジローラモ・サヴォナローラの出身地でもあります。エステ城とその前に建つサヴォナローラの像。
フェッラーラ大聖堂。大聖堂美術館は近くのサン・ロマーノ教会に移動しています。
コルプス・ドミニ修道院。ひっそりとした地区にあり、外見はとても質素なクラリッセ女子修道会の教会ですが、教会内がエステ家の墓地になっています。エルコレ・デステ、アルフォンソ・デステなどの公爵家の当主の墓の他、アルフォンソの妻・ルクレツィア・ボルジアなど、エステ家の親族の墓があります。
公開時間内に教会脇の修道院の呼び鈴を押し、見学希望を伝えると、シスターが教会の扉を解錠してくれます。日本語のしおりも用意してあるのは、ひとえにルクレツィア・ボルジアの知名度と人気のおかげでしょう。
シスターと話さなければ開けてもらえないので、イタリア語ができないと見学は厳しいと思います。入場料は特に決まっていないようですが、ひっそりとした修道生活をお邪魔しながら見せていただく、という気持ちを込めて感謝の喜捨が望ましいでしょう。
エステ家の別荘パラッツォ・スキファノイアにも行きました。フランチェスコ・コッサとエルコレ・デイ・ロベルティによるフレスコ画「12ヶ月」の描かれた大サロンが必見ですが、フェッラーラのモニュメントはほとんど内部撮影禁止です。
エステ城。4つある塔のうちの1つに登ると、フェッラーラの町が一望できます。
内部は華やかな居室が続いていますが、地下にはほとんど陽の当たらない不気味な牢獄が何部屋もありました。まさに君主政治の光と闇を見ることができます。
パラッツォ・ディアマンテの外壁。内部は市立絵画館になっています。
フェッラーラのチェントロ。大聖堂付近は人が出ていましたが、その他は全体的にひっそりした町並みでした。
公開時間内に教会脇の修道院の呼び鈴を押し、見学希望を伝えると、シスターが教会の扉を解錠してくれます。日本語のしおりも用意してあるのは、ひとえにルクレツィア・ボルジアの知名度と人気のおかげでしょう。
シスターと話さなければ開けてもらえないので、イタリア語ができないと見学は厳しいと思います。入場料は特に決まっていないようですが、ひっそりとした修道生活をお邪魔しながら見せていただく、という気持ちを込めて感謝の喜捨が望ましいでしょう。
エステ家の別荘パラッツォ・スキファノイアにも行きました。フランチェスコ・コッサとエルコレ・デイ・ロベルティによるフレスコ画「12ヶ月」の描かれた大サロンが必見ですが、フェッラーラのモニュメントはほとんど内部撮影禁止です。
by ciao_firenze | 2011-11-25 08:24 | 旅行