熱波襲来のヴェネツィアからポレチェへ
2012年 07月 01日
第2日6/30(土)はほぼ1日ヴェネツィアで自由行動。
だがしかし、ヴェネツィアには熱波が襲来し、尋常ならざる暑さ。しかも湿度がかなり高いので、町の中は磯臭いというよりもドブ臭さが・・・。
路地から路地へ進むと、途中ぽっかりと小さな広場が。
ドメニコ会の大きな教会、サンティッシマ・ジョヴァンニ・エ・パオロ聖堂
ヴェネツィアに行くたびにこの教会に行きたかったのだけど、サン・マルコ広場からの路地が入り組みすぎていて今まで断念していました。が、ホテルから近かったので、ホテルのフロントで道順を聞いてからやっと行けました。壁は煉瓦造りです。
内部の身廊と主祭壇自体はシンプルな作り。
内部にはヴェネツィア派の巨匠ジョヴァンニ・ベッリーニの「聖ヴィンチェンツォ・フェッレーリの多翼祭壇画」やヴェネツィア共和国のドージェ(元首)たちの記念碑、ヴェロネーゼの「受胎告知」「聖母被昇天」「牧者の礼拝」の傑作や、16世紀から伝わるステンドグラスなど、美術品が山ほどあります。
リアルト橋から見たヴェネツィアのメインストリートS字大運河(カナル・グランデ)。まるで真夏の湘南海岸のようにゴンドラやらヴァポレット(水上バス)やらモーターボートやらでごった返しています。
リアルト橋のたもとからサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂までヴァポレットで移動。
中央主祭壇左にあるティッツィアーノの「聖霊降臨」
さらに聖具室にはティントレットの「カナの婚礼」などの大作があります。サン・マルコ河岸側から見るととてもフォトジェニックな聖堂ですが、それだけにとどまらず、一度は訪れないともったいない教会です。
あまりの暑さにこれ以上の教会巡りは断念。ヴァポレットでザッカリア停車場まで戻りました。海から見るサン・マルコ河岸の鐘楼、ムーア人の時計塔、パラッツォ・ドゥッカーレは壮観。いにしえのヴェネツィア人たちにとっての「表玄関」と言われるには納得の光景です。
夕刻、高速艇で2時間、ポレチェへ。
入国審査はほぼなく、いよいよクロアチア領内に。ポレチェは完全なリゾート地です。ヴェネツィアよりも湿度が低く、少しは快適。
だがしかし、ヴェネツィアには熱波が襲来し、尋常ならざる暑さ。しかも湿度がかなり高いので、町の中は磯臭いというよりもドブ臭さが・・・。
ヴェネツィアに行くたびにこの教会に行きたかったのだけど、サン・マルコ広場からの路地が入り組みすぎていて今まで断念していました。が、ホテルから近かったので、ホテルのフロントで道順を聞いてからやっと行けました。壁は煉瓦造りです。
さらに聖具室にはティントレットの「カナの婚礼」などの大作があります。サン・マルコ河岸側から見るととてもフォトジェニックな聖堂ですが、それだけにとどまらず、一度は訪れないともったいない教会です。
by ciao_firenze | 2012-07-01 07:55 | 旅行