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記者会見席でのInzaghiのコメント抜粋・その2

懸賞 2009年 07月 10日 懸賞

Milanのオフィシャルサイトの日本語訳で省略されていた質疑応答がいくつかありました。「その1」のGazzettaに載った抜粋記事と重なる部分もありますが、その箇所だけ訳します。
インタビュー全文(イタリア語)

若手選手について
「この前Berettaに会った時、彼は僕に対してleiで話したんだ。(訳注:leiは目上の人や初対面の人、改まった時に使う二人称。これに対して家族や友人などのくだけた間柄ではtuを使う。通常チームメイトはtuで話している。)僕が彼の父親にでもなったかのように感じざるを得なかったよ・・・。
若手選手たちがとても優秀で、もっとうまくなりたいと思っているのを見るのはうれしいことだね。彼らがここで偉大な選手たちと一緒に練習できて感動しているだろうということは想像がつくよ。Milanは正しい道を歩んでいる。若手選手たちはこのチームの未来だし、ここでプレーするためにはどんなメンタリティが必要かを彼らはすでに理解しているんだ」


移籍市場とLuis Fabianoについて
「FabianoはまだMilanの選手ではない。僕はここ何年かいつも言っているんだけど、もしMilanに偉大な選手が入ってきたら、彼は勝利に貢献できるだろうから、もちろん歓迎する。もしそういう選手が加入しないのなら、たとえばBorrielloのような自前の選手の中から代替をすることができるし、その準備はできている。
もちろん、もし僕が28歳なら、MilanはFWを探したりしないだろうけど、僕はもう36歳なんだから、クラブがやっていることは正しいことだよ。
とにかく、うちの選手たちは競争力があるけど、メルカートのことを考えるのは、クラブと監督の仕事だ」


Pilroについて
「Pirloには毎日電話をしているし、残留するように毎日メールも出している。彼が僕たちとうまくやっていることはわかっているし、ここに残ってほしいと思う。監督が思っているのと同じようにね。Pirloは独特の持ち味のある唯一の存在だと思う」

チャンピオンズ・リーグとライバルについて
「Real Madridは必要に応じてメルカートでかなり動いた。Manchesterは重要な選手を獲得した。僕の願いは、イタリアのクラブチームが、ここ数年ヨーロッパの舞台でMilanが示したようなレベルに戻ってほしいということだ。でも次のシーズンには、イタリアのクラブは、ここ数シーズンに比べてチャンピオンズ・リーグでもっと勝ち進んでいくだろうと信じている」

Kaka’、 Maldini、Ancelottiについて
「Rickyについては、ある日にはうれしい思いを感じ、別の日には残念な思いを感じたよ。Real Madridが開いた歓迎式典を見て、彼が新しいティフォージたちから受けた愛情を知ってうれしかった。
Rickyはピッチの中でも外でもとてもすばらしい間柄の大切な友人だ。彼はすばらしく価値のある人物なんだ。いつの日か、彼とチャンピオンズの決勝戦で対戦したいものだね。彼の不在は、ピッチの外でもピッチの中での働きの面でも残念に思うだろうね。
彼ら(Kaka’、 Maldini、Ancelotti)がいないMilanelloの最初の1日は、すごく変な感じだったよ。キャプテンのロッカーを見てもMaldiniがいないんだ・・・。チームを間違えちゃったみたいだったよ。
でも彼ら3人とはよく連絡を取っているし、ここMilanでのたくさんの勝利、多くの成功で僕たちは結びついている。
でも、彼らのような偉大な人物がいないという現実によって、僕たちが若手選手たちに正しい実例を与えなければならないということが大事なのだろう」

by ciao_firenze | 2009-07-10 20:03 | サッカー

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