NHK BSハイビジョン特集 バチカンの至宝

懸賞 2009年 05月 03日 懸賞

20:35から、BSハイビジョンで放送された『バチカンの至宝』を見ました。
第一回は初期ルネサンス美術と古代芸術。
15世紀半ばの教皇ニコラウス5世の礼拝堂は初のテレビ放映だそうで、聖ラウレンティウスと聖ステファヌスの物語を描いたフラ・アンジェリコのフレスコ画をたっぷり見せてもらえました。
バチカン美術館の館長さんが言っていたとおり、静謐なベアト・アンジェリコの壁画は、ローマ(バチカン)の中にあってフィレンツェのサン・マルコ修道院にいるかのような気分になるものですね。
ここは普段は非公開のようですが、いつか見てみたいものです。

また、システィーナ礼拝堂では、通常はミケランジェロの壁画と天井画の紹介が中心ですが、シクストゥス4世によって招聘されたペルジーノやピントゥリッキオ、そしてボッティチェッリの壁画をゆっくり見られました。
ちょうど『春の戴冠』にも出てきたボッティチェッリの描いた「モーゼ伝」も出てきて感激。
今も手持ちのバチカン出版の『バチカン市国』(日本語訳は石鍋真澄先生)を引っ張り出してきて、数々の壁画の写真を見ているところです。
システィーナ礼拝堂の壁面中段のフレスコ画は、題材は旧約聖書やキリスト伝から採りながらも、そこに描かれた人々の服装や髪型は、まさに15世紀ルネサンス当時の風俗そのもの。
甘美でありながら憂愁の漂うサンドロ、穏やかでリアルなギルランダイオ、遠近法を見事に駆使したペルジーノなど、錚々たるマエストロたちの壁画はすばらしい。
ついついミケランジェロに気を取られてしまいますが、今度システィーナ礼拝堂に行った時には、ゆっくりと中段の壁画も見てこなければ、と思いました。

来週は16世紀教皇ユリウス2世の時代、ラファエロとミケランジェロの2大巨匠が中心です。
NHK BSオンライン
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by ciao_firenze | 2009-05-03 00:36 | イタリア美術・歴史

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